新世代のセキュリティ「Enterprise Mobility + Security(EMS)」第3回 ~Microsoft Intuneの設定例~
こんにちは。Funkitの船石です。
第3回では、Mcirosoft Intuneの設定例を画像でご紹介します。
またIntuneで出来ることをご存じない方は第2回「Microsoft Intune で出来る事ってなに?」をご覧ください。
■設定例一覧
①従業員に使わせたいアプリを設定する方法
②従業員に使わせたくないアプリを設定する方法
③従業員に使わせたくないデバイス機能を設定する方法
※ ご紹介する設定例はあくまで一例です。参考程度にご覧ください。
※ クラウドサービスの都合上、設定画面等が更新され実際には異なる可能性があります。
■設定例
①従業員に使わせたいアプリを設定する方法
★設定したアプリは、自動的にインストールされます。
★設定したアプリは、削除しても自動的に再インストールされます。
②従業員に使わせたくないアプリを設定する方法
企業のコンプライアンス等の理由で、使わせたいアプリがある場合の方法です。
こちらの手順は「①従業員に使わせたいアプリを設定する方法」の「手順4」までと同じです。
使わせたくないアプリをGoolePlayストアから選択してください。
■手順5
対象範囲を決める際に「割り当ての種類」「アンインストール」を選択することで、使わせたくないアプリとなります。
既にインストール済みだった端末からは自動的にアンインストールされます。
★設定したアプリが既にインストール済みだった端末からは自動的にアンインストールされます。
★自由なインストールを禁止にして、指定したアプリのみインストール可能な運用も可能です。
③従業員に使わせたくないデバイス機能を設定する方法
企業のコンプライアンス等の理由で、使わせたいデバイス機能を設定する方法です。
デバイスの制限はIntuneの管理画面上から操作するだけで簡単に設定する事が出来ます。
■手順1
Intuneの管理画面から「デバイス構成」「プロファイル」を選択します。
■手順2
すると「設定」の「全般」に制限できる内容(画面キャプチャーやカメラなど)が表示されますので「ブロック」を選択すれば制限することが出来ます。
PR:今回は比較的わかりやすい設定例を紹介させていただきました。実際の運用ではAzure AD等と組み合わせた業務要件に沿った設定の検討が必要なケースも多々あります。弊社ではお客様向けの導入・運用技術支援サービスを行っております。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください!
次回予告
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