新世代のセキュリティ「Enterprise Mobility + Security(EMS)」第1回 ~連載にあたって~

    ご挨拶

    こんにちは。Funkitの船石です。
    業務でMicrosoft365を活用している企業は数多くありますが、Microsoftのセキュリティソリューションである「Enterprise Mobility + Security(EMS)」を活用できていると言える企業はまだまだ多いとはいえない状況ですよね。

    時代の流れと共に働き方も変わってきており、オフィスだけではなく自宅やカフェ等からでも企業情報にアクセスすることができ、時間や場所、デバイスを問わずに働くことができる時代です。

    Enterprise Mobility + Security(EMS)とは、どのユーザがどのデバイスからどの企業データにアクセスできるのかを制御し、ユーザ認証・デバイス・アプリ・データを適切に管理、保護することが出来るセキュリティソリューションです。

    EMSを必要と感じる方は、セキュリティ対策をしなければならない大企業の方や個人情報や重要情報を扱う業種の方(公務・金融・保険・情報・通信・商業など)ではないでしょうか。
    更に大企業の方の中には、既にEMSのライセンスはもっているが、EMSの機能を活用できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    EMSを必要としている方やこれからEMSの導入を検討している方を中心に代表的な機能(Intune・AzureAD・Azure Information Protection)の内容をご紹介していきます。
    EMSのそれぞれの機能でどういう事が出来るのかをご理解頂ければ幸いです。

    今後ご紹介する機能の一端

    ・Microsoft Intune ~業務で使用するデバイス管理と条件付きアクセスの制御~
    ・AzureAD ~多要素認証とリモートワーク認証基盤の構築~
    ・Azure Information Protection  ~ファイルのセキュリティと従業員が誤操作防止策~

    次回予告

    ・Microsoft Intune の機能説明
      ①業務で使用するデバイス(企業・個人所有)を管理について
      ②条件付きアクセスの制御について
     

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